シアリス(タダラフィル) - SEXぼっと

シアリス(Cialis)は、有効成分タダラフィル(Tadalafil)を含む、勃起不全(ED:Erectile Dysfunction)治療薬として広く使用されている医薬品です。バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)と並び、世界中で多くの男性に利用されています。

シアリスの有効成分、作用機序、効果、用法・用量、副作用、注意点、そして他のED治療薬との違いについて詳細に解説します。

1. シアリスの有効成分と作用機序

シアリスの有効成分は、タダラフィル(Tadalafil)です。タダラフィルは、PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬と呼ばれる種類の薬に分類されます。PDE5は、陰茎海綿体において環状グアノシン一リン酸(cGMP)を分解する酵素です。cGMPは、性的刺激を受けた際に一酸化窒素(NO)によって生成され、陰茎海綿体の血管を拡張させ、血流を増加させる役割を担っています。

タダラフィルは、PDE5の働きを阻害することで、cGMPの分解を抑制し、陰茎海綿体内のcGMP濃度を高めます。これにより、性的刺激を受けた際に、陰茎海綿体の血管が拡張しやすくなり、十分な血流が確保され、勃起を促します。

簡単にまとめると、以下のようになります。

性的刺激を受けると、神経から一酸化窒素(NO)が放出される。

NOは、グアニル酸シクラーゼという酵素を活性化し、cGMPを生成する。

cGMPは、陰茎海綿体の血管を拡張させ、血流を増加させる。

PDE5は、cGMPを分解する酵素。

タダラフィルは、PDE5の働きを阻害し、cGMPの分解を抑制する。

結果として、cGMP濃度が高まり、勃起が促される。

重要な点は、シアリス(タダラフィル)は、性的刺激がなければ勃起を促す効果がないということです。性的興奮がなければ、一酸化窒素(NO)が放出されず、cGMPも生成されないため、タダラフィルを服用しても勃起は起こりません。

2. シアリスの効果

シアリスは、主に勃起不全(ED)の治療に用いられます。EDとは、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態を指します。シアリスは、性的刺激を受けた際に、陰茎海綿体の血管を拡張させ、十分な血流を確保することで、勃起を促し、維持する効果があります。

シアリスの効果は、服用後約30分~1時間で現れ、最大で36時間持続するとされています。この持続時間の長さが、シアリスの大きな特徴であり、他のED治療薬と比較して、時間的な制約が少ないというメリットがあります。

また、シアリスは、肺動脈性肺高血圧症(PAH:Pulmonary Arterial Hypertension)の治療にも用いられます。PAHとは、肺動脈の血圧が異常に高くなる病気で、呼吸困難や疲労感などの症状を引き起こします。タダラフィルは、肺動脈の血管を拡張させ、血圧を下げる効果があるため、PAHの症状を緩和するために用いられます。

3. シアリスの用法・用量

シアリスの用法・用量は、EDの治療の場合、通常、成人男性に対して、タダラフィルとして10mgを性行為の約1~3時間前に経口投与します。効果が不十分な場合は、20mgに増量することができます。ただし、1日の最大投与量は20mgまでです。

また、連日服用する場合は、通常、タダラフィルとして5mgを1日1回経口投与します。連日服用することで、常にタダラフィルの効果が期待できるため、性行為のタイミングを気にする必要がなくなります。

PAHの治療の場合は、通常、タダラフィルとして20mgを1日1回経口投与します。

いずれの場合も、医師の指示に従って、用法・用量を守って服用することが重要です。

4. シアリスの副作用

シアリスは、比較的安全な薬とされていますが、副作用が現れることがあります。主な副作用としては、以下のようなものが挙げられます。

頭痛: 最も一般的な副作用の一つです。血管拡張作用により、脳の血管が拡張することで起こると考えられています。

消化不良: 胃もたれ、胸やけ、腹痛などの症状が現れることがあります。

鼻づまり: 鼻の粘膜の血管が拡張することで起こります。

ほてり: 顔や首などが赤くなることがあります。

筋肉痛: 背中や腰などの筋肉が痛むことがあります。

視覚異常: 色覚異常(青みがかって見えるなど)が現れることがあります。

めまい: 立ちくらみのような感覚になることがあります。

これらの副作用は、通常、軽度で一時的なものですが、症状が重い場合や、持続する場合は、医師に相談してください。

まれに、重篤な副作用として、以下のようなものが現れることがあります。

持続勃起症(プリアピズム): 4時間以上勃起が持続する状態です。速やかに治療を受けないと、陰茎組織が損傷する可能性があります。

視力喪失: 突然の視力低下や視力喪失が現れることがあります。

聴力喪失: 突然の聴力低下や聴力喪失が現れることがあります。

心血管系の障害: 胸痛、動悸、息切れなどの症状が現れることがあります。

これらの重篤な副作用が現れた場合は、直ちに医師の診察を受けてください。

5. シアリスの注意点

シアリスを服用する際には、以下の点に注意が必要です。

医師の診察を受ける: シアリスは、処方箋医薬品です。必ず医師の診察を受け、処方を受けてください。自己判断で購入したり、他人から譲り受けたりすることは絶対にやめましょう。

既往歴や服用中の薬を伝える: 心臓病、高血圧、低血圧、肝臓病、腎臓病などの既往歴がある場合や、服用中の薬がある場合は、必ず医師に伝えてください。

併用禁忌薬: 一部の薬との併用は禁忌とされています。特に、硝酸剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミルなど)との併用は、重篤な低血圧を引き起こす可能性があるため、絶対に避けてください。

グレープフルーツジュース: シアリスの代謝を阻害し、血中濃度を高める可能性があるため、服用前後の摂取は避けてください。

アルコール: シアリスとアルコールを同時に摂取すると、低血圧やめまいなどの副作用が現れやすくなることがあります。過度の飲酒は避けましょう。

運転や危険な作業: シアリスの副作用として、めまいや視覚異常が現れることがあります。服用後は、運転や危険な作業は控えるようにしましょう。

高齢者: 高齢者は、副作用が現れやすい傾向があります。医師の指示に従って、慎重に服用してください。

女性: シアリスは、男性のED治療薬として開発されたものであり、女性に対する有効性や安全性は確立されていません。女性は服用しないでください。

6. 他のED治療薬との違い

シアリス、バイアグラ、レビトラは、いずれもPDE5阻害薬であり、EDの治療に用いられますが、いくつかの違いがあります。

特徴 シアリス(タダラフィル) バイアグラ(シルデナフィル) レビトラ(バルデナフィル)
有効成分 タダラフィル シルデナフィル バルデナフィル
効果発現時間 約30分~1時間 約30分~1時間 約15分~30分
効果持続時間 最大36時間 約4~5時間 約5時間
食事の影響 比較的少ない 大きい 少ない
副作用 頭痛、消化不良など 頭痛、ほてりなど 頭痛、鼻づまりなど
効果持続時間: シアリスは、他のED治療薬と比較して、効果持続時間が最も長く、最大36時間持続します。

食事の影響: バイアグラは、食事の影響を受けやすく、食後に服用すると効果が減弱することがあります。シアリスとレビトラは、食事の影響を受けにくいとされています。

副作用: 副作用の種類や頻度は、個人差がありますが、一般的には、シアリスは頭痛や消化不良、バイアグラは頭痛やほてり、レビトラは頭痛や鼻づまりなどが現れやすいとされています。

どのED治療薬が自分に合っているかは、医師と相談して決めることが重要です。

7. まとめ

シアリス(タダラフィル)は、ED治療薬として広く使用されており、効果持続時間の長さが特徴です。用法・用量を守って服用すれば、安全に使用できる薬ですが、副作用や注意点も存在します。必ず医師の診察を受け、適切なアドバイスを受けてから服用するようにしましょう。

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ファラウェイ

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